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管理人の日常・小話・プチ連載など、気の向くままに更新中
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さぁ、2月になってしまいました。

高校生活、残りちょっとやーん(°□°;)

いやはや 寂しいものです…

早くパーマかけなきゃー(+×+)


今日は4時から部活。なのに4:10に駅についた私のバカ!

3月の定期演奏会に向けて、絶賛練習中でございます。

吹奏楽部に自由登校なんて関係ないもーん。

明日は卒業式の合唱の練習です。練習なのに既に泣きそう…(笑)

この涙腺の緩さはなんなんざましょ(^_^;)


練習を終えて、今はバスを待っております。

そう言えば、今日明日あたり関東は雪だとか。(ゆきって入れたら幸村って変換に出たのは内緒)

もう、寒いならさっさと雪になっちゃえば良いのにな(´`*)

そして個人情報とか気にしないから、普久原さん家前というバス停を誰か作って下さい。


皆様、寒いですがどうか、風邪など召されませんように。

あったかくして下さい(*^^*)



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私は朝ご飯の支度を済ませ、襷をはずしながら彼の部屋へと向かった。

スパン!


「おはようございます。十四郎さん」

未だ布団で寝ていた彼は、その音に最早慣れてしまったようで、ゆっくりと身体を起こす。

「…あぁ…」


―だって、許嫁ですもの―


彼の布団の隣に腰をおろしてその顔を見やれば、ものすごいことになった頭が目に入った。

「あらあら、凄い寝癖ですこと」

「…昨日、風呂から上がってそのまま寝ちまったんだよ」

「なんなら、これからは乾かしてさしあげましょうか」

「勘弁してくれ…」


頭をガシガシと掻きながら十四郎さんは大きく欠伸をひとつ。

私はその布団を畳むために、立ち上がった。

「隊士さんたちはもう食堂に向かっていますよ」

「…そうか」

「それから、今日は幕臣の方と大切な会談があるとか」

やはりその髪はいただけませんね、と言うと、困ったように彼は眉根を寄せた。

「面倒見すぎなんだよ。お前は俺の母ちゃんか」

「だって、面倒みずには居られない位あなたがだらしないんですもの」

「…」

バツが悪そうに溜め息を吐いて、彼は布団から立ち上がる。

私はそれを見計らって布団を畳み、最早自分にも染み付いた煙草の匂いを外にやるため、大きく窓を開けた。





「お前、真選組の女中だな」

「…正確には土方副長の許嫁です」

私がそう言い返すと、彼らはおかしそうに笑った。

何かの冗談だとでも思っているのだろう。


ああ、それにしても困りました。

非常に困っています。

なんでしょう、このベタすぎる展開。

私は今、ただ買物をしていただけだというのに。

そりゃあ、こんな人通りの少ないところを通ったのは宜しくなかったかもしれないけど、仕方ないじゃない。近道なんだもの。

(そんなに私の顔は知れ渡っているのかしら)(やだわ、彼に迷惑かけてしまう)
(ああ、違うわ。女中の格好のままだからね)


少しだけあきれたように出る溜め息は、勘弁してもらいたい。

私は不機嫌を隠すことなく顔に出して、人相の悪い男たちを見返した。

「私になにか御用?」

「ああ。ちょっくら、人質になってもらおうと思ってな」

そう下品に笑って、男は私の腕を掴む。

「嫌よ。これから帰って夕飯の支度をしなくちゃいけないんだもの。

あなたたちに手伝って欲しいくらいよ」

「ナメた口きいてんじゃ…」


「おい、コラ」

「「!」」

「…まぁ…」

私は低い低い声の主である彼を、人相の悪い男たちの背後に見た。

あまりの殺気に、先ほどまで心配そうに此方を見ていてくれた子猫たちまで居なくなっている。

「真選組の女中に、何か用か。てめェら」

「…いいい、いや、あの…」

どもりすぎて何を言っているか分からない男たちから私に視線を移し、彼は少しだけ表情を和らげた。

「何かされたか?」

「いいえ。なにも。

それにしても、来るのが随分早かったんですね」

「…たまたま通りかかったんだ」

私たちの会話を聞いて、先ほどの私の言葉が冗談じゃないと分かったのか、男は顔を引きつらせた。


「まっ、まさか、あんたの女だなんて、知らなかったんだよ!なぁ…!」

「…女?ふざけんな」

十四郎さんは鞘に入ったままの刀を大きく振るうと、彼らを次々と気絶させていく。

背後に男たちの山を築きながら、一切表情を晴らすことはない。

「こいつは、ただの許嫁だ」

最後の一人にそう言うと、彼は鳩尾に一撃、あっという間にのしてしまった。

恐らく抜かないのは私に血を見させたくないからだろうと思うと、不謹慎にも頬が緩んだ。

「…なに笑ってんだ」

「いいえ。何でもありません。

それよりも、会談はどうしたんです?」

「あんなもん、長ったらしくやってられるか。さっさと終わらせてきたんだよ」

「夕飯に間に合うように?」

「…違ェよ。それより、こんな暗い道を一人で歩くな」

「だって、マヨネーズが重たいんですよ。

このマヨネーズ、ここのお店にしか売ってないんですもの。

十四郎さん、ここのじゃないと嫌でしょう?」

「…」

苦虫を噛み潰したような顔をした彼は、私の持つスーパーの袋を持って、屯所に向かって歩き出した。


「こんな男の面倒は見飽きただろ。

さっさと武州に戻ったらどうだ」

「そんなの御免です。

私は故郷を捨てて、あなたに尽くすためにこんな所まで来たんですから」


彼の隣を、歩く。

つかず離れず、程よい距離で。

「逃げようたって、駄目ですからね。

私は、あなたの許嫁ですから」

「…後悔しても知らねェぞ」

「ええ。私は後悔知らずですから」

本当は知ってる。

彼がいつも、私を守ってくれていること。


だから私はあなたの傍にいる。

あなたに守られる限り、私は傍にいられる。

「…夕飯は頑張りますから、楽しみにしててくださいね」

だって私は

あなたが大好きなんだもの。


水曜日、大学が早めに終わった私は、友達と二人で買い物をしていた。

「!」

その時、ポケットの携帯がメールの受信を知らせる。

「…」

「…どうしたの?花菜…」

「んーん。何でもない」

嘘。何でもなくないんだけど、このメールを市に見せたら超絶自虐に陥りそうだからな。




1/27 16:37
From チカ兄
Sub (non title)



今日は、早めに帰ってこい。







「…お兄さん?」

「ぅえっ!?あ、そうなんだけど…」

「…ごめんなさい…市が花菜を買い物に誘ったから、お兄さんに心配を…」

「ち、違うよ。市」

私は可愛すぎる親友の両手を握って、胸元まで引き寄せた。

「私は、居たいから市と一緒に居るの!

お兄ちゃんにはメールしたから気にしないで!」

「…本当?市、迷惑じゃない?」

「あっっったり前でしょ!

それよりも、長政さんへのプレゼント、探そ?」

「……うん」

花のように微笑む市にノックアウトされそうになりながら、私たちは店の奥へと進んだ。




主人公はとりあえず花菜(はな)で固定で。
長政は市の許嫁。市とは親友だといいね。




※諸注意※

まれに、連載中現在本編で連載しているヒロインたちが登場することがございます。
ご注意ください。

○登場人物○

●長男 元親
4兄弟の長男。皆に頼られる格好いい兄貴。
基本設定では23歳。職業は海上自衛隊。
恋人がいるが兄弟のことを想い、まだ家で生活している。

●主人公
4兄弟の長女。仕事で殆ど家にいない両親の代わりに、家の家事全般をこなす。基本設定は20歳。
現在就職活動中。

●次男 幸村
4兄弟の次男。家族思いの優しい子だが、初心すぎるのが玉に瑕。基本設定は17歳。
高校では剣道部に所属。
同部に好きな子がいる模様。

●次女 かすが
4兄弟の末っ子。中学生にも関わらず、超グラマラスなボディーの持ち主で、姉が極度に心配している。基本設定は15歳。
中学校の担任である謙信に熱愛中。
家族の中で密かに一番しっかりしている。


では、↓が本編となります。
行ってらっしゃいませ~






「チカ兄ー、ユキー!朝だよー!」

爽やかに晴れ渡った月曜の朝、私はキッチンで朝食を並べながら二階で寝ている二人を呼んだ。

暫くすると、トントンと階段を降りる音が聞こえてくる。

多分、音からしてチカ兄だろう。

「…おう…」

「おはよう、チカ兄。ユキはまだ?」

用済みのフライパンをシンクに置いて、チカ兄こと我が家の長男、元親お兄ちゃんを振り返ると、綺麗な色の銀髪をぐしゃぐしゃとかき上げていた。

「……起こし忘れた」

「もー…じゃあ、私が起こすからお兄ちゃんはご飯食べてて」

「ああ…かすがは?」

兄の口から出た妹の名前に、私はふうと溜め息を吐く。

「かすがは修学旅行だって、昨日も言ったでしょ」

苦笑いした兄に、私も小さく微笑んだ。


うちは、両親の仕事柄、私たち兄弟だけで過ごすことが多い。

今年で23歳になるお兄ちゃんはちゃんと恋人も居るのだけど、私たちを心配して、まだ家で暮らしてくれてる。

私は成人したばかりで、まだ大学も卒業してないから心配をかけてしまうのは仕方ないけれど、申し訳ない気もしていて。


高校生につき絶賛成長中な弟の幸村は、ついこの間までは私よりちっちゃかったのに最近は私を上から見下ろすようになってしまった。

…が、吃驚するくらいウブだしとにかく女の子が苦手なので、まだ彼女の心配はないと思う。


一番下のかすがは、わが妹ながら本ッ当に美人で可愛くて、中学生なのに色気たっぷり過ぎて、お姉さんは毎日心配が尽きないのだ。


「ユキ、入るよー」

一応ノックして部屋に入ると、布団がずり落ち、何も掛けていない状態の幸村がベッドに寝ていた。

寝顔を見下ろすと、無駄にいい顔の幸村はぐっすり。

すーすーと寝息をたてる顔は、小さい時から何にも変わんないのになぁ。


「相変わらず良い顔してんだから、あんたは」

ぴしっと嫉妬も込めてデコピンしてやると、弾かれたように幸村は飛び起きた。


「あっ姉上!」

「おはよう、幸村。朝ごはん出来たよ」

「ぬ…おはようございまする」

ベッドの上で礼儀正しくお辞儀した幸村の頭を撫でて、私たちは一階へと降りる。

下ではお兄ちゃんがもう朝ごはんの殆どを食べ終えていて、椅子にどかりと座って、新聞を眺めていた。

「おう、起きたか。幸村」

「おはようございまする、兄上」

「ごめんね、チカ兄。今コーヒー淹れるから」

「ぬ?そう言えばかすがは?」

「だから、修学旅行だって!」

ある意味そっくりな男兄弟組に頭を抱えながら、私はコーヒーをおろす。

時計を見ると、私もそろそろ支度を始めないとマズイ時間だった。


「幸村。今日は学校まで送ってってやるよ」

「まことでござるか!」

「ああ」

「では姉上!

洗い物は俺がやっておきます故、ご自身の支度をなさってくだされ!」

「…」

このタイミングの良い会話に、思わず目を見開いて、兄へと視線を向ける。

軽く微笑んだ兄に、私が時間を気にしていたのを気づいてくれたのだとすぐに確信した。

「…あはっ!ありがとう。二人とも」

後ろからお兄ちゃんに抱きついて、私も大学へ行く準備を始めた。





兄弟のファインプレー的な。



もう2010年になって、2週間も過ぎてしまったんですね。
本当に早いものです( ~っ~)

遅くなってしまいましたが、本年もどうぞ、当サイトを宜しくお願いしますo(`▽´)o


さて、ランキングサイト様から幾つか登録を解除させていただきました。

ちょっと思うところがありまして…

縮小運営という訳ではございませんので、ご心配なさらないで下さい(*^^*)

また少ししたら、登録させて頂きたいと思いますので(^_^)


今年は寅年!幸村の年!←

銀/魂の映画も公開されますし、素敵な1年になる予感がいたします(o^∀^o)


この一年、皆様が幸せに過ごせますように。


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